2011年4月19日火曜日

自然エネルギーの社会へ

昨日、田中優さんという人の講演を聴いた。目から鱗の革新的な内容だった。
私たちは今の生活をあまりに当たり前と思っていないか?もしくはどこかで「?」と思いながらも日々そのままやり過ごしてしまっていないか。無力はいくらあつまっても無力。でも微力は集まれば大きな力になる。いま、自分にできることを考えよう。

講演の内容は主に次のようなものだった。(順不同)
・エネルギーの消費ピークに合わせて発電を増加するのではなく、ピークを抑えることを考えるべき。使えば使うほど安くなるという今の企業への電気料金のシステムを変えれば、企業は節電に励む。
・一般家庭のライフスタイルの点では日本は世界でも有数の省エネ国。.なのに電気代は高い。問題は企業の電力の使い方。
・地震大国日本に原発をつくった非常識さ。今回の地震を機に撤廃し、自然エネルギーにシフトすべし。日本はその技術がある。なのに電力会社からしか電気を買えないので、それが生かされない。
・日本は臨海国家だ。波をつかった発電や、海に浮かべた風車発電などを生かせば、輸出するほどの電力がまかなえる。いま石油の購入にあてている費用が国内をめぐれば、1県あたり毎年約5000億円の資金が算出される。
・ 電気の民主化が必要。太陽エネルギーとエコカーを導入すれば、一般家庭で電気がまかなえる。
・広告に支配されているメディアは本当の放射能の危険性、真実を伝えていない。「安全」の基準のあいまいさ、甘さ。発ガンには時間がかかり、原因が立証されるものではないので、自分で正しい情報を召集し、身を守るしかない。卵子は胎児のときにつくられる。隔世遺伝の可能性。

詳細は田中さんのブログ等をご参照ください。講演の映像もあるので是非。
http://tanakayu.blogspot.com/

ちなみ2歳児のあり余るエネルギーから発電できないか、日々検討中である・・・

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