2009年2月27日金曜日

くらしっく

こないだの日曜日は、久々にクラシックを聴きにいった。
福岡シンフォニーホールのため、葉聖は公演中、特別に預かってくれるとこへお願いした。アクロス内なので、一応♂♀いる環境ではあるが・・

今回は「NHK交響楽団・福岡特別公演」。日本を代表するオケですな。TVではよく観るのだが生は初めて。N響とだけあって、えらい人類の多さ・・しかし座席は3階最前列の中央付近。見晴らし、音響ともに最高♪

指揮:下野竜也 ピアノ:スティーブン・オズボーン トランペット:関山幸弘

曲目:  ベートーベン   /序曲「献堂式」op.124  

    ショスタコーヴィチ  /ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35*

       フランク     /交響曲ニ短調

正直、気乗りしなかったプログラム。知らない・・・フランクは何気に聴いてたような・・くらい。実際始まると、N響の発するというか、会場を覆い尽くすforceに圧倒、感動!音の圧力というのでしょうか・・感じるあるね・・
曲、それぞれの時代性というか、違いが顕著に示されるプログラムで、ショスタコービチは1900年代、どうしても技巧に眼がいってしまいがちなのだが、何それ・・みたいなことをたまにする。聴こえてくる和音なんかも時代の特性が現れる。詳しく突っ込む事は可能なのだがこれくらいにしておくあるね。
音で表現する世界にあって、やさしい音を出すには?「1音1音大切に」と教わった事を思い起こす。ほんで、ピアノ演奏のアンコール、ラフマニノフの何かの最後。
ピシッとした細くも込められた感情がむき出しの音、柔らかく・・そして余韻・・
・・・・たまらん・・

さて、入場の際にもらうパンフ、プログラム。曲の事やら、指揮者の事は大概書かれている。概略を知った上で聴くとまた違った楽しみが出てくるのだろうが、まずは知識ナシで聴く事、美術鑑賞ならば観ることも1つだと思う。特に初めてならなおさらで、先に情報を取り込むことで、書かれたことのものの見方、感じ方が強くなってしまい、「自分なり」のものが薄れてしまうのではないかと。文字は後で取り込めるが、音の場合はその場限り。1度だけ。なら、第7感まで活用するほうがね、いいのかな。
まっ、芸術の表現、楽しみ方なんて桜梅桃李。

とにかく、今回の演奏会はいまだかつてない感動を覚えたあるね。
ちなみに、ソロとかより、交響曲が好きなんね♂

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